こんにちは!プリシアリゾートヨロンです。
昨日10月6日は十五夜でした。そしてこの日は島をあげての大イベント、トゥンガモーキャーの日でもあります!
トゥンガモーキャーとは与論に古くから伝わるハロウィンのような風習です。
子供達が夕方頃から夜にかけて、近所の家やお店などを回り、外に置かれたお菓子をもらっていくという行事です。元々は十五夜の日にお供えされた団子やお餅(トゥンガ)を子供がこっそりと持ち帰ることから始まっています。今でもお餅を置いている家もありますが、家庭でお餅を手作りする大変さやお菓子の方が子供達に喜ばれることから近年ではお菓子が主流になっています。
当日学校では子供達の間で情報交換が行われ、いいお菓子の置いてある家や店、住宅が集中している場所などを事前に把握して巡る順番を計画します。そして学校が終わると急いで帰宅し、大きな袋やバッグを持ち出かけていきます。そして日が暮れる頃にはお菓子でパンパンに膨れた袋を抱えて帰っていきます。この日子供達は数カ月分のおやつを手に入れるのです!
お店では半月前からお菓子が大量に売られ、各家庭ではこの日のためにお菓子の詰め合わせを作ったり、手作りクッキーを焼いたりと置くものを準備します。そして当日の夕方、頃合いを見て目につきやすい場所に置いておきます。この日は大人も子供も大忙しの1日になります。
トゥンガモーキャーは与論島独自の風習で、一年に一度子供達の楽しそうな姿が島中で見られる日です!興味のある方はこの時期に与論を訪れ、夕方島巡りをしてみてください。地区により置いてあるものや置き方に違いがあり、とても興味深いと思います。たくさんの子供達が歩き回っているので、車で移動する場合は注意してくださいね!
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